人文情報学創新センター

設立趣旨

人文科学研究所は、1965年に東洋学文献センターを設置して以降、漢字情報研究センター、東アジア人文情報学研究センターへと改組しながら、漢字史料の研究と情報化を進めてきた。また2010年代以降は、「みやこの学術資源研究・活用プロジェクト」を組織し、企業・団体・個人等が所蔵する近現代日本社会に関わる諸史料の収集・整理もおこなってきたが、残されている史料の点数は膨大であるため情報化は遅れ、これからの人文学研究にとって重要な学術資源が逸失してしまう危機に直面している。

そこで、東アジア人文情報学研究センターのノウハウを近現代史料にも応用し、史料の形態や種別に関わらない汎用的な学術資源の情報化・情報発信に取り組むため、2023年、東アジア人文情報学研究センターを人文情報学創新センターへと改組することとした。

人文情報学創新センターは、中国伝世文献史料から近現代日本社会史料におよぶ多様な人文学学術資源の情報化の方途を開拓すると同時に、研究者と市民が同じ史料群に向き合い、この時代にふさわしい新価値創出のために協働して社会に発信するという「市民との協業」を重視し、人文学の新共創モデルの構築も目指している。

アクセス

附属人文情報学創新センター
(旧:東アジア人文情報学研究センター)
〒606-8265
京都市左京区北白川東小倉町47
TEL. 075-753-6997
FAX. 075-753-6999
E-MAIL. zinbun_infomail2.adm.kyoto-u.ac.jp
https://www.ciih.zinbun.kyoto-u.ac.jp/
分館 (東アジア人文情報学研究センター)(旧:漢字情報研究センター)
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